夜明け前

その時その時で

アリサのこととか

夕方六時過ぎにノートとペンをもってお世話になっているお気に入りカフェ(自転車で五分)へ出掛けた。

視界全面に広がる六月の森に囲まれたテーブル席に座ると 相変わらず類を見ない落ち着き具合を覚える。
アイスカフェオレを飲みながら、集中して考え事を書きおこせた。
顔を上げると窓向こうの森はもう夜に溶けそうだった。
閉店時間を過ぎてお会計を済ませようとレジに向かったら、マスターが次回の個展で発表する予定の作品を解説つきで一つずつ見せてくれた。
その一つ一つの背景にマスターの人間と生きることへの愛情が感じられ、話を聞き終わる頃には涙を堪えすぎて喉がいたくなってしまった。

今後のことについて考えていたのだけど、マスターに話したらいろいろと経験を踏まえた言葉をいただけた
。経験が伴っている年配のかたの言葉は刺さる。文学の道を志していたかたということも手伝っているのかもしれない。
とても貴重な時間だった。

昨日は宮下先生の家にいって先生の息子さんがまだ見たことがなかった先生の絵を見せてくれるという夢をみた。
先生の家に行く前には、中学のときに可愛がってくれた校長先生が鉱石のコレクションを見せてくれた。
きれいなものをたくさんみた夢だった。

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